マイナスの感情を軽減しプラスに転換する方法

個人的なネガティブ体験を一般化することによってストレスや不満、イライラ、不安、憂鬱など、マイナスの感情を軽減し、プラスに転換していける思考法。

これを「ジェネリックユー」と呼びます。

「人生楽ありゃ苦もあるさ」とは言ったもので、 人生楽ありゃ苦もありますね。

楽はいいんですけど、 苦をどうにかしたい。

そんな時に「ジェネリックユー」を利用するといいです。 失敗したり、対人関係がうまくいかなかったり、悩みや不満足、ストレスなど個人的なネガティブ体験によるマイナスの感情を、軽減しさらに前向きに考えていけるようになります。

ネガティブ体験の例を挙げて説明すると

「人に親切をしたら嫌がられた」 「上司に嫌味を言われた」 「大事な舞台で失敗してしまった」 など

このようなネガティブ体験によって凹んだり、イライラしたり、ストレスを感じたりしますよね。

このような個人的なネガティブ体験を、一般化すると、

「親切が喜ばれない時もある」 「嫌味を言ってくる上司も存在している」 「誰でも大事な場面では緊張により思うようなパフォーマンスを発揮できない時がある」

となります。

このように一般化することによって個人的なできごとを広く捉えることができるのがわかりますでしょうか?

ネガティブ体験から距離を取ることで「自分だけが辛いわけではない。」と思え、マイナスの感情を軽減することができます。そして、ネガティブ体験から距離を取りマイナスの感情が軽減されたことによって、その体験から学びを得て意味を見出すことができるのです。

この「個人的なネガティブ体験」を「一般化」することが マイナスの感情を軽減し、プラスに転換していってくれるのです。 このように、体験を変換する思考法を「ジェネリックユー」と呼びます。

頭の中で変換するだけでもいいですが、 実際にノートに書いて変換するとさらに効果的です。

また誰かのネガティブ体験(たとえば失敗)もノートに書き、一般化することで、同じような体験をしないためにそのネガティブ体験を自分のものにすることができます。