RPG思考法が僕らにもたらすもの

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「ゲームをしている感覚でこの世界を生きる。」

「そうすれば、もっとこの世界を、自分自身を、楽しめる気がするんだ。」

と、tmtoooは言った。

みたいな。

…さっそく物語調ではじまりましたけれども。

RPG思考法が僕らにもたらすものについて。 そもそもRPG思考法とは? 冒頭の語り口調でも言っているとおり 「RPGのゲームをしてる感覚でこの世界を生きる」思考法のことです。 それを「RPG思考法」と名付けています。

RPG思考法がぼくらにもたらすもの

・遊び心、童心(ゲーム感覚) ・俯瞰視(プレイヤー視点) ・現状の把握(レベルの把握) ・確実なスキルアップ(レベルアップ) ・明確な目的意識(ラスボスの存在) ・再チャレンジ力(コンテニュー制度)

番外編 ・人物の認識力(キャラクター化)

・遊び心、童心(ゲーム感覚) ゲームをするのだから遊び心が湧かないわけがないですよね。 何歳であろうと、童心で とにかく楽しむことができます。 やる気に満ちて楽しむ気持ちにさしてくれます。

・俯瞰視(プレイヤー視点) 画面上のキャラクターとそれを動かすプレイヤー。 ここでいうキャラクターは自分。 そしてそれを動かしているプレイヤーも自分です。 そう。 「自分」というキャラクターと その自分を「高いところから見ているもう1人の自分」という 俯瞰した視点を持つ事ができるのです。 自分というキャラクターを どうのように動かし、どのように育て、どのような存在になり、どのような事をするのか、 それは自分というプレイヤー次第です。 キャラクター視点ではなく、 プレイヤー視点で物事を考え行動を起こすことができます。

・現状の把握(レベルの把握) 小ボス、中ボス、大ボス。 各ボスと戦う際に、「今の自分のレベルで戦って勝てるのか?」考えることができます。 現在の自分のレベル、ステータス、そしてボスの強さ。 ここでいうボスとは目標と言い換えることができます。 つまり、目標に対して今の自分の位置、目標との距離を測ることができます。 それもあくまでも冷静で客観的なプレイヤー視点で測ることができます。 そこで今の自分には何が足りていて、何が足りていないのか、 現在のレベルの把握と必要な所作が明確に認識することができるようになります。

・確実なスキルアップ(レベルアップ) 現状のレベルの把握ができ、「今の自分ではボスに勝てない!」と判断したら 経験値を積み、レベルを上げ、ボスと戦える自分に育てていきますよね。 今の自分には何が足りていて、何が足りていないのか、という現状のレベルの把握ができれば どのようにすればレベルが上がり、ボスと戦える自分になることができるのか、 その手順を自分の頭で考えることができます。 たとえば、達人に会って秘技の習得が必要だとか、書物を読み新しい技を習得する必要があるなど、 そのような方法を探ることが必要だと理解することができます。 これもあくまでも冷静で客観的なプレイヤー視点で理解することができます。 全てはボス(目標)を倒す(達成する)ためです。 その必要なレベルアップを行なって、ボスに勝つことのできる自分へと成長することができるようになります。

・明確な目的意識(ラスボスの存在) 小ボス、中ボス、大ボス。が「短期目標」なら、 ラスボスは「長期目標」もしくは「目的」です。 ラスボスを倒した後の世界。 そこを目指して旅をしています。 明確な目的を持つことで 旅の途中で目的を見失わないで済みます。 目的があるから旅をします。 旅の途中で、小ボス、中ボス、大ボス、という 「短期目標」をクリアしていき、 最終的には、ラスボスを倒すという 「長期目標」の達成をするまでの段取りまで設定することができます。

・再チャレンジ力(コンテニュー制度) このゲームにはコンテニュー制度があります。 ゲームって必ず負けますよね。 負けるつもりはないけれど、 やっぱり負けちゃうときってあります。 でもそれでいいんです。 チャレンジしてれば負ける時が必ずあります。 でもゲームの場合は、負けて終わりじゃない。 コンテニューができます。 大事なのは、コレです。 このコンテニュー制度があることで 何回失敗しても、何回でもやれるんです。 試行錯誤繰り返しやり続けるんです。 コンテニューの度に何かを学び次に活かしていくんです。 それがRPG思考法で生活することによって これまでよりライトにできるようになるはずです。 何しろプレイヤー視点で物事を捉えているのだから。

これだけ書いただけでもRPG思考法にはメリットだらけです。 特に「プレイヤー視点」を身につけることで だいたい他の項目も網羅していけますね。 逆に言えば、それさえ身につけてしまえば RPG思考法を身につけたと言えるのでは、と思います。

番外編

・人物の認識力(キャラクター制度) ぼく自身はRPG思考法を完全にドラクエを舞台にして 思考しているのですが(笑) その視点から見ると、ぼくの奥さんは完全に「魔法使い」です。 料理のできないぼくからすれば、 日々出来上がってくる料理はもう魔法を使ったとしか思えないんです。 だからぼくの奥さんは「魔法使い」。 と、このように、 自分の身の回りの人たちの特徴を捉え、 キャラクター化することで、 その人物の特徴がより色濃く表現されます。 これによって、それぞれの人の 強み、弱み、その人との接し方、活かし方など 客観的に、おもしろく、捉えることができます。

世の中の捉え方や 自分の身の振り方、 人とのコミュニケーションの取り方など

RPG思考法を取り入れることで 「ゲーム感覚」で「楽しく」人生を「プレイ」して もっともっと いい方向に変えていけるはず。

さぁ

冒険の始まりだ〜!